ファンフィクサイトのmemo。多分煩悩だらけ。
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吹雪はまだ来てません。ほっ。避けられたんならいいんだけど。
4月の吹雪なんて、現実にはノーサンキューだけど、でも、あちらの世界には似合う人が結構いる気がします。
エース・・・・白い雪と紅蓮の焔って似合うよね!
ゾロはくっついたらあったかそうだし(いや、似合うよ、吹雪の中に立つ姿)。
ルッチはハットリをジャケットの内側に入れてあっためてあげるといい。あのゴージャスなコートより、似合う。
でも、現実的には、吹雪かないといいなぁ。
季節はずれの吹雪って、車が結構道路から側溝に落ちてる光景を見ちゃうんですよ。
ぜんぜん、他人事じゃない。
運転って、ほんと、技術や判断力だけじゃどうにもならない運があると思う。
だから、何年経験したって、怖い。冬道。
拍手からご質問をいただきました。
ゾロ&サンジ(だと思うのですが)の小咄の更新ですが、書きたくなって時間がある時にきっと書いちゃいます!としか今、お返事できないのです。
無計画に加えて気が向くままに、のサイトなので、きっぱり「書きます!」って言えなくて。ごめんなさい。
でも、わたしもこのシリーズが好きなので、そのうちふらっと書いちゃうかなと思います。
声をかけてくださってありがとうございます!
他にも拍手パチパチありがとうございます。
メッセージも全部読んでます。
お返事書けなくてごめんなさい。
嬉しさいっぱいを貰い逃げ状態です。
・・・・ううう!
小樽の映像、吹雪いてる!
うあ~、そのうち来るぞ・・・・・
ということで、今日もぽつぽつリハビリを。
4月の吹雪なんて、現実にはノーサンキューだけど、でも、あちらの世界には似合う人が結構いる気がします。
エース・・・・白い雪と紅蓮の焔って似合うよね!
ゾロはくっついたらあったかそうだし(いや、似合うよ、吹雪の中に立つ姿)。
ルッチはハットリをジャケットの内側に入れてあっためてあげるといい。あのゴージャスなコートより、似合う。
でも、現実的には、吹雪かないといいなぁ。
季節はずれの吹雪って、車が結構道路から側溝に落ちてる光景を見ちゃうんですよ。
ぜんぜん、他人事じゃない。
運転って、ほんと、技術や判断力だけじゃどうにもならない運があると思う。
だから、何年経験したって、怖い。冬道。
拍手からご質問をいただきました。
ゾロ&サンジ(だと思うのですが)の小咄の更新ですが、書きたくなって時間がある時にきっと書いちゃいます!としか今、お返事できないのです。
無計画に加えて気が向くままに、のサイトなので、きっぱり「書きます!」って言えなくて。ごめんなさい。
でも、わたしもこのシリーズが好きなので、そのうちふらっと書いちゃうかなと思います。
声をかけてくださってありがとうございます!
他にも拍手パチパチありがとうございます。
メッセージも全部読んでます。
お返事書けなくてごめんなさい。
嬉しさいっぱいを貰い逃げ状態です。
・・・・ううう!
小樽の映像、吹雪いてる!
うあ~、そのうち来るぞ・・・・・
ということで、今日もぽつぽつリハビリを。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
吹雪の中心は抜けたらしい。
一瞬で吹き溜まりにすべてを閉じ込めようと襲ってきたそれを、エースは両手の焔で追い払った。
渦巻く雪片のひとつひとつに目の焦点が合ってしまうと、不思議とその中に吸い込まれてしまいそうな気分が背筋から湧き上がった。
一歩間違うと命取りな誘惑。
誰でも、そうなのだろうか。
あの、世界に向かって聳え立つ心と体の持ち主であるオヤジも。
もう、随分、会っていない。
もしも、その誘惑が自分にだけ効果があるとしたら。
エースの唇が僅かに斜めに持ち上がった。
心の奥底に潜む何かを揺さぶられたような錯覚。
未だに自分の中に存在しているそれ。
一気に焼き払ってしまえるものなら。
そんな気持ちも相まって、エースは打ちつけ渦巻く白いカーテンを、焔を揺らして追い払い続けた。
その吹雪も、もう名残は頬を撫ぜる微風と散った花びらのように舞う雪だけだ。
エースはずっと構えていた両手を片方ずつ下ろした。
自然、肩の力も抜けた。
天から落ちる純白のものたち。
追えばそれらは水面に触れて溶けた・・・こんなにも簡単に、そして儚く。
大海の目に見える全てに降り落ちる雪。
先刻まで全力で追い払っていたそれが、今はこんなに静かな景色を作っている。
これは、何だ。
気持ちの中に張り詰めていたものが、雪と一緒にすうっと溶けた。
広い海原と舞い落ちる雪。
それは無条件に心惹かれる眺めだった。
視線をゆっくり動かすと、静寂な景色の中の中心に自分がいる。
いや、違う。中心などではない。
ここはまだ、世界のほんの片隅にすぎないのだ。
なのに、こんなにも広い。
エースの口元に本物の微笑が浮かんだ。
こんなにちっぽけでも、また生き延びたということだ。
ただ、それだけのこと。
でも、目の前に広がる可能性は少しも縮んじゃいない。
それを追いたいと願う限り、きっと自分は生きている。
負けちゃいない。
恐らく一番嫌で手ごわい相手・・・自分自身に。
一節の口笛。
エースは帽子を目深にかぶり直した。
その足元に広がった焔が、波の上で揺れるその姿をゆっくりと前進させる。
行くか、そろそろ。
その時頬に触れた微小な冷たさは、雪、それとも波頭が放って寄越した海の一滴。
エースは微笑を深め、宙に飛んだ。
自分を待つものをその視線の先に追いながら。
吹雪の中心は抜けたらしい。
一瞬で吹き溜まりにすべてを閉じ込めようと襲ってきたそれを、エースは両手の焔で追い払った。
渦巻く雪片のひとつひとつに目の焦点が合ってしまうと、不思議とその中に吸い込まれてしまいそうな気分が背筋から湧き上がった。
一歩間違うと命取りな誘惑。
誰でも、そうなのだろうか。
あの、世界に向かって聳え立つ心と体の持ち主であるオヤジも。
もう、随分、会っていない。
もしも、その誘惑が自分にだけ効果があるとしたら。
エースの唇が僅かに斜めに持ち上がった。
心の奥底に潜む何かを揺さぶられたような錯覚。
未だに自分の中に存在しているそれ。
一気に焼き払ってしまえるものなら。
そんな気持ちも相まって、エースは打ちつけ渦巻く白いカーテンを、焔を揺らして追い払い続けた。
その吹雪も、もう名残は頬を撫ぜる微風と散った花びらのように舞う雪だけだ。
エースはずっと構えていた両手を片方ずつ下ろした。
自然、肩の力も抜けた。
天から落ちる純白のものたち。
追えばそれらは水面に触れて溶けた・・・こんなにも簡単に、そして儚く。
大海の目に見える全てに降り落ちる雪。
先刻まで全力で追い払っていたそれが、今はこんなに静かな景色を作っている。
これは、何だ。
気持ちの中に張り詰めていたものが、雪と一緒にすうっと溶けた。
広い海原と舞い落ちる雪。
それは無条件に心惹かれる眺めだった。
視線をゆっくり動かすと、静寂な景色の中の中心に自分がいる。
いや、違う。中心などではない。
ここはまだ、世界のほんの片隅にすぎないのだ。
なのに、こんなにも広い。
エースの口元に本物の微笑が浮かんだ。
こんなにちっぽけでも、また生き延びたということだ。
ただ、それだけのこと。
でも、目の前に広がる可能性は少しも縮んじゃいない。
それを追いたいと願う限り、きっと自分は生きている。
負けちゃいない。
恐らく一番嫌で手ごわい相手・・・自分自身に。
一節の口笛。
エースは帽子を目深にかぶり直した。
その足元に広がった焔が、波の上で揺れるその姿をゆっくりと前進させる。
行くか、そろそろ。
その時頬に触れた微小な冷たさは、雪、それとも波頭が放って寄越した海の一滴。
エースは微笑を深め、宙に飛んだ。
自分を待つものをその視線の先に追いながら。
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