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ファンフィクサイトのmemo。多分煩悩だらけ。
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飲み会から帰る間中、髪の毛にくっついた煙草の匂いが気になって気になって・・・・・でした
三蔵の煙草を持つ手が大好きなくせに、実生活では煙、苦手です
・・・・煙草をかっこよく吸ってる人にも会った事ないしな・・・・・時々会えるのはなぜかみんな女性です(笑)

明日は職場の人事の内示が出ます
わたしは臨時事務・・・というか何でも屋なので直接関係ないんですが、この1年を一緒にがんばらせてくださった上司の方々の行方が気になりますよ!
できればもう1年は同じ面子で行きたいものだ・・・・・
ダメだったらかなり凹む予定です
そんなこんなでものすごく落ち着かないので、気分転換に書いてみる、久しぶりのパウルッチの「序の序」
書き流しの書き捨てのmemo的なものなので、興味ない方、どんどんスルーしてくださいませ


多分、生き残ったのだ。
そして、多分、エニエス・ロビーまで追ってきていたのだ。
そのことをカクから聞いた時、ルッチは白一色しかない病室のベッドの中にいた。生きながらえてしまったことを恥辱としか感じられない状態の身体を、ただ横たえていた。わざわざそのしようもない情報を伝えるために忍んで来たカクも全身を包帯に巻かれた上に一枚のシャツを羽織っている状態で、無様としか言いようのない顔合わせに意識が戻ってから初めてルッチの口元に感情がよぎった。

「・・・わざわざそれを言いに来たのか、カク」

「ロロノアから伝言されてから少しばかり時間が経っているから、少々遅れてしまったことになるかのう」

クビだ、と。
その言葉を海賊に託したパウリーに最初に感じたのは嘲笑のような気分だった。直接自分で言うことを諦めたということは、さほど執着も怒りも強いものではないということを証明しているように思えた。なのに衝動だけであの司法の島にまで追ってきたその行動には理屈も道理も何もない。
どこまでも愚かだな、パウリー。
心の中で呟いた時、実はそう思う自分にこそ愚かさが見えたように思った。
追ってきたならなぜどこまでも追ってきて自分の口でそう言わない。
そんな不満が自分の中に生まれていることを知ってしまったその時に。
果たして追ってきたことのツケをその命で払うことになったのか、その結果を知らないことに苛立ちを覚えた瞬間に。

「案外、死んではおらんのだろうのう、あの男は。逃げ足だけは常人とは思えないほど鍛えられておるし」

2人の会話の中にまだ一度も名前そのものは出てこない。
ルッチが向けた瞳を屈んで覗き込んだカクは、そこに浮かんだ不機嫌の色に満足して微笑した。

「結局、わしは、持ってやりたいと思った見せ掛けの好意さえいつも途中で忘れることになってしまうんじゃ・・・あんたのせいでな」

「・・・訳がわからんことを」


***********
こんな感じ
ちょっと書いてみました
ブログに書くのは恐ろしく恥ずかしいことだとわかりました^^;
パウリー、出てませんね
この調子だとしばらく会えないか?(笑)

ルッチが本編から姿を消して、パウリーもCP9もすべてを含めたW7編が終了し、コミックもそこまで追いついた今
『その後』を書いてみたいと思っていたんだったなぁと
出だしを書いたらだいぶ満足しました^^
パウルッチ
大好きだったんだよ、パウルッチ
すみません、好きなものはいつまでも好きで

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